こんにちは!
かんたんギリシャ神話入門の時間だよ!
今回は、いつもとはちょっと趣向を変えて……
ギリシャ神話の神々を社名やロゴのモチーフに採用した、
世界中の有名企業をざっくりとご紹介するわよ
神話にそこまでの興味がなくとも、
「あっ!これ知ってる」と楽しんでもらえるじゃろう
ではさっそくいってみよう!
このシリーズでは、忙しいけど「ギリシャ神話」についてサクっと理解したいという方向けに、「かんたん・わかりやすい」がテーマの神々の解説記事を掲載していきます。
雄大なエーゲ海と石灰岩の大地が生み出した、欲望に忠実な神々による暴力的でありながらもどこかユーモラスな物語群が、あなたに新たなエンターテイメントとの出会いをお約束します。
人間味溢れる自由奔放な神々の色彩豊かで魅力的な物語に、ぜひあなたも触れてみてくださいね。
今回は、ギリシャ神話に登場する神々・クリーチャーをモチーフとして採用した、世界中の有名企業とそのロゴを一挙にご紹介します!


『神々の父ゼウスとテティス』
1811年 PD
一挙紹介!ギリシャ神話が由来の企業名・ロゴ一覧
どんな神さまたちが企業ロゴにデザインされたのか、さっそく見ていきましょう。
詳細は個別記事でも解説しているから、
よければそちらも見てみてね
オリンパス(OLYMPUS)


「オリンパス」ってどんな会社?
オリンパス株式会社(英:OLYMPUS CORPORATION)は、日本の医療機器メーカーである。
本社は東京都八王子市石川町に所在。
医療事業・科学事業の分野で、内視鏡、顕微鏡などの光学機器、電子機器を製造・販売している。
内視鏡分野では世界シェアが70%程度を占めるなど、医療用の光学機器や顕微鏡分野では世界最大手となっている。
Wikipedia
社名・ロゴの由来となったのは?
オリンパスの社名は、ギリシャ神話で神々が住む山とされるオリンポス山にちなむ。
これは創業時の社名である「高千穂製作所」の由来である高千穂峰が、日本神話において神々が集う山とされているためで、顕微鏡などのブランドネームに使用したことに由来する。
Wikipedia
「オリンパス」の由来となったのは、ギリシャ神話の中心的な神々が住まう霊峰「オリュンポス山(Ολυμπος)」だったんだね!


『オリュンポスの神々』
1556年 PD
「オリュンポス(Ολυμπος)」とは、ギリシャ神話における“天の神々の居住地”です。
雲よりもはるかに高い天空の上層、星々の通り道の近くに広がるこの神域は、雨風や雪などの影響を一切受けることがない隔絶された空間で、光の神アイテル(Αιθηρ)が司る天界に位置すると信じられていました。
オリュンポスには、神々のために造営された黄金と大理石製の豪奢な宮殿群が立ち並び、その姿は本質的に「アクロポリス(ἀκρόπολις)」*に類似していたと考えられています。
※神殿を中心に構成される要塞化された丘上都市
天の神々はこの地で―自らしょうもないトラブルを引き起こすことは多々あったものの―穏やかに暮らし、地上に住む人間たちの状況を俯瞰してはギリシャ世界の行く末について会議を重ね、時には自らの足で下界の現地調査(不貞行為も含む)に赴くこともありました。


「オリュンポスの神々と火葬されるヘラクレス」
1671年頃 PD
そんな「オリュンポス」の原型となったのは、テッサリア地方とマケドニア地方の境界に位置するギリシャの最高峰、その名も「オリュンポス山(Όρος Όλυμπος)」です。
「ミティカス(Mytikas)」*と呼ばれる最高地点は標高約9,600フィート(約2,918m)を誇り、その荘厳さと隔絶性、美しさから、古代の人々は早い段階でこの山を「神々の住処」と認識していました。
※「鼻」の意
神話における「オリュンポス」も、当初は実在のオリュンポス山を指していましたが、時代の流れと共に超越的・天上的な概念へと変化していき、最終的には山頂の彼方にある理想郷・天界として理解されるに至ったと伝えられています。
実在のロケーションと神話の舞台を結びつけるのが、
ギリシャ神話の特徴でもあるのじゃ
神々の権力と秩序の中心、そしてギリシャ世界統治の拠点とされたオリュンポスには、何のひねりもなく「オリュンポスの神々」と呼ばれた、偉大なる以下の面々が住んでいました。


-オリュンポス十二神 PD
時代や文献によって、ヘスティアとディオニュソスの
いずれかがメンバー入りしたのよ
ギリシャ神話の中核を成す「オリュンポス12神」については、以下の総集編や個別記事でも解説しています。
興味がある方は、ぜひそちらもご覧ください。
オリュンポスの詳細はコチラ!




ナイキ(NIKE)


「ナイキ」ってどんな会社?
ナイキ(Nike, Inc.)は、スポーツ関連の靴、アパレル、機器、アクセサリー、サービスの設計、開発、製造、世界的なマーケティングと販売を行うアメリカ合衆国の多国籍企業。
本社はオレゴン州ビーバートン近郊、ポートランド都市圏にある。
世界最大のアスレチックシューズとアパレルのサプライヤーであり、スポーツ用品の大手メーカー。
Wikipedia
社名・ロゴの由来となったのは?
ナイキの社名の由来は、同社社員のジェフ・ジョンソンが夢で見たギリシャ神話の勝利の女神「ニーケー(Nike)」から。
Wikipedia
「ナイキ」の由来となったのは、
ギリシャ神話に登場する勝利の女神ニケ(Νικη)だったのじゃ


Canvaで作成
ニケはギリシャ神話に登場する勝利の女神です。
戦闘と武芸の神パラス(Παλλας)と憎しみの女神ステュクス(Στυξ)との間に誕生した彼女は、「戦争」はもちろん、運動競技や武芸、演劇のコンテストなど「平和的な競争」における「勝利」をも司りました。
ニケと3人の兄弟姉妹は揃ってオリュンポス山の玉座に侍り、ギリシャ世界の王・雷霆の神ゼウス(ΖΕΥΣ)に最側近として仕えたとされています。
また彼女は、最高神が備える「勝利」と「栄光」の要素を体現しました。
「夢で見た」って軽いノリに感じるかもしれないけど……
「夢」を通して神々からの「神託」を授かるっていうのは、古代世界においてなかなかの重要イベントだったんだよ!


紀元前200年–前190年ごろ PD
ニケの詳細はコチラ!


出光興産


「出光興産」ってどんな会社?
出光興産株式会社(英: Idemitsu Kosan Co., Ltd.)は、東京都千代田区大手町に本社を置く日本の企業。
1911年に出光佐三によって創業。
石油精製・石油化学・電子材料の製造と販売、またEV用次世代電池の全固体電池の主要材料となる固体電解質の研究開発にも力を入れ数多くの特許を保有している。
1949年に石油元売会社に指定された。
Wikipedia
社名・ロゴの由来となったのは?
ギリシャ・ローマ神話に登場する太陽神「アポロ」をモチーフとしています。
コーポレートブランド、サービスステーションブランド共通で用いています。
アポロは尽きることのないエネルギーに満ちあふれ、高い志と未来を見通すまなざしを持つ者と言われています。
あるべき未来の実現のために、エネルギーを注ぎ込むアポロのような存在でありたい。
「人が中心の経営」を掲げる当社が目指す理想的な人の姿、未来へ向かって進む姿勢を象徴しています。
出光興産公式
「出光興産」のロゴには、
光明の神アポロン(ΑΠΟΛΛΩ)が採用されていたのね


アポロンはギリシャ神話に登場する光明の神です。
彼は、太陽光のような物理的な現象にとどまらず、より広い意味での概念的な「光」、すなわち「知恵」や「真理」、「啓示」といった事柄をも司りました。
あらゆる意味での「光明」を象徴したアポロンは、古代ギリシャの「青春期」とも呼ばれる時代――当時、人類にとって重要な学問や芸術分野がさまざまに花開いた――を一身に体現した存在とも考えられています。
それゆえ、実際に彼が司った要素は非常に幅広く、神託と予言(預言)、音楽と詩・歌、医術や芸術など、「人間が文明的に生きるために必要なもの」は、大部分がアポロンの領分に含まれていました。


『ポイボス・アポローン』
1880年頃 PD
確かに、いろんな意味での「光」を司るアポロンと
「エネルギー」って、相性バッチリなのかもしれないね!
アポロンの詳細はコチラ!


ちなみに、同社が販売する工業用・船舶用の各種高級潤滑剤には、同じくギリシャ神話のダフネをイメージした「ダフニーマーク」が用いられていたそうです(現在はブランドマークに統一済みらしい)。
月桂樹の乙女ダフネ(Δάφνη)といえば、アポロンに一方的に言い寄られ、それが嫌過ぎて自ら「木」に変身してしまった悲劇の女性――。
この組み合わせには、何かしらの意図があったのでしょうか……?
それとも、「アポロン」と「月桂冠」という、結果としての“鉄板の組み合わせ”が採用されたのでしょうか……?


『アポロンとダフネ』
1480年頃 PD
かつて使用された「ダフニーマーク」は、この資料
でちらっと見ることができるぞぃ
ダフネの詳細はコチラ!


スターバックス(Starbucks)


「スターバックス」ってどんな会社?
スターバックス(英::Starbucks Corporation)は、アメリカ合衆国の喫茶店チェーン。
1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開業した。
世界最大のチェーンのひとつであり、シアトル系コーヒーの元祖である。
繁華街だけでなく駅やオフィスビルや大学の中にも出店しており、あらゆる客層に利用されている。
Wikipedia


社名・ロゴの由来となったのは?
店名は、第一候補であったハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』に登場する捕鯨船「ピークォド号(Pequod)」の名を退け、同船の副長であるスターバック一等航海士(Starbuck)と、シアトル近郊のレーニア山にあったスターボ(Starbo)採掘場にちなんで名付けられた。
企業ロゴには、船乗りとの縁が深いセイレーン(ギリシャ神話における、上半身が人間の女性で、下半身が鳥の姿をしているとされる海の怪物)が用いられている。
Wikipedia
ロゴに描かれたあの女性は、
なんと海の怪物セイレーン(Σειρήν)だったのね


セイレーンはギリシャ神話に登場する海の怪物です。
彼女たちは、上半身が人間の女性、下半身が「鳥」または「魚」の姿をした、半人半獣のクリーチャーとして描かれました。
その歌声は美しく魅惑的で、セイレーンは航行中の人々を惑わし、数多くの船を難破させたと伝えられています。
彼女らの声は船乗りにとって「死」を意味し、聞けば即座に逃げる必要があったので、その英語名「サイレン(Siren)」は、警報装置や警笛を意味する「サイレン」の語源にもなりました。
また、セイレーンの名称には、「非常に魅力的であると同時に危険な女性」を指す俗語としての意味もあるとされています。
一般的にはモンスターとして知られているけど、もともとは豊穣の女神デメテル(ΔΗΜΗΤΗΡ)母子に仕える精霊だったそうだよ!
とはいえ、「船乗りと縁が深い」にしても、
だいぶ血生臭いご縁なんじゃがのぅ……


『ユリシーズとセイレーン』
1909年頃 PD
セイレーンの詳細はコチラ!


ヴェルサーチ(Versace)


「ヴェルサーチ」ってどんな会社?
ジャンニ・ヴェルサーチェS.p.A.は、1978年にジャンニ・ヴェルサーチェにより設立したイタリアのファッションブランド。
イタリア製の既製服やアクセサリー、アトリエ・ヴェルサーチ ブランドでのオートクチュールを製造しており、アイウェアに関してはその名称とブランドをルクソティカにライセンス供与している。
Wikipedia
社名・ロゴの由来となったのは?
ジャンニ・ヴェルサーチは古代マグナ・グラエキア(大ギリシャ)のカラブリア出身であるため、同社のロゴはギリシャ神話の登場人物であるメデューサからインスピレーションを得ている。
Wikipedia
「ヴェルサーチ」のロゴには、
蛇髪の怪物メドゥーサ(Μεδουσα)が採用されとるのじゃ


メドゥーサはギリシャ神話に登場する蛇髪の怪物です。
彼女は、海の神ポルキュス(Φορκυς)と海の女神ケト(ητω)の娘で、姉のステンノ(Σθεννώ)とエウリュアレ(Εὐρυάλη)に続く、3姉妹の末っ子としてこの世に生を受けました。
彼女たちは、3人1組でゴルゴネス(Γοργονες)と呼ばれましたが、日本ではその単数形であるゴルゴン(Γοργον)またはゴルゴーンという呼称の方が有名かもしれません。
その姿はあまりにも恐ろしく、その顔はあまりにも醜悪だったため、彼女の鋭い視線は、ただ見るだけで相手を「石」に変えてしまうほどであると恐れられていました。


『メドゥーサの頭部』
1600年 PD
メドゥーサは英雄ペルセウス(Περσευς)に首を刎ねられ、
その頭部が魔除けの役割ももつようになったんだよ!
彼女は本来とて美しい女性だったから、「美」と「強さ」がモチーフになっているのかもしれないわね
メドゥーサの詳細はコチラ!


エニックス(ENIX)


「エニックス」ってどんな会社?
株式会社エニックス(英:ENIX Corporation)は、かつて存在した日本のゲームメーカー、出版社。
2003年(平成15年)4月1日に同業のスクウェアと合併し、スクウェア・エニックス(法人としては現在のスクウェア・エニックス・ホールディングス)となった。
Wikipedia


社名・ロゴの由来となったのは?
社名の「エニックス」は、世界初の汎用デジタルコンピュータと言われる「ENIAC(エニアック)」と不死鳥「PHOENIX(フェニックス)」をあわせた造語である。
Wikipedia
もともと、不死鳥フェニックス(Φοινιξ)の名を
冠した社名だったんだね!


『アバディーン動物寓話集』からの抜粋
12世紀 PD
フェニックスはギリシャ神話に登場する不死の霊鳥です。
彼は、鷲によく似た姿をしており、羽の色は「赤」と「金」で、その身体からは「太陽の光線」を、目や頭部からは「炎」を放つと信じられていました。
神秘的な存在であるフェニックスは、バルサム(香油)やフランキンセンス(乳香)、カッシアやシナモンといった香料を食べたとされるほか、「太陽光」や「海の霧」を糧とするという詩的な説も提唱されています。
より正確に表現すると、彼は“不老不死”だったわけではなく、普通に雛鳥として生まれ、普通に成長し、その肉体は普通に老いて朽ちていきました。
しかし、フェニックスは一周の「生」を終えるその時、再び灰の中から奇跡のような“復活”を果たしたと伝えられています。
「ドラゴンクエスト」シリーズを
はじめとした名作の数々…
知らない人はいない超有名企業よね
あの当時の衝撃的な合併も、華々しい復活(≒現状からの上昇)
を意図しておったのかもしれんのぅ
フェニックスの詳細はコチラ!


ASUS(エイスース)


「ASUS」ってどんな会社?
ASUSTeK Computer Inc.(エイスース、エイスーステック・コンピューター・インク)、あるいは華碩電脳股份有限公司(かせきでんのうこぶんゆうげんこうし)は、台湾台北市に本社を置くPCおよびPCパーツ、スマートフォン、周辺機器製造メーカー。
日本法人はASUS JAPAN株式会社。
Wikipedia
社名・ロゴの由来となったのは?
ブランド名として「ASUS」を使用しているが、これはペガサス(Pegasus)に由来して付けられたものであり、同社は「市場に問うすべての製品に高レベルの品質と独創性を吹き込むことにより、機知に富むペガサスが象徴する強さ、創造性、純粋さを具体的に実現する」という意味を込めたと説明している。
Wikipedia
ぱっと見は分からんが、有翼の天馬ペガサス(Πγασος)
が由来になっとるんじゃのぅ


「ペガサスに乗ってキマイラを退治するベレロフォン」
西暦2~3世紀 PD
ペガサスはギリシャ神話に登場する、不死なる有翼の天馬です。
彼は海神ポセイドン(ΠΟΣΕΙΔΩΝ)と蛇髪の怪物メドゥーサ(Μεδουσα)の息子で、兄弟である巨人クリュサオール(Χρυσαωρ)と共に、英雄ペルセウス(Περσευς)によって首を刎ねられた母の傷口から誕生しました。
ペガサスは、父ポセイドンより受け継いだ並外れた性質から「水」とも結びつけられ、その蹄が踏みつけた場所には水流が生じるとも信じられました。
そんな彼は一時期、コリントスの王ベレロフォンテス(Βελλεροφόντης)またはベレロフォン(Βελλεροφῶν)に飼い慣らされ、合成獣キマイラ(Χιμαιρα)の討伐など、数々の冒険譚に登場して活躍を果たしています。
一連の旅を終えたペガサスは、その後オリュンポスへと昇り、ギリシャ世界の王・雷霆の神ゼウス(ΖΕΥΣ)に「雷」と「稲妻」を運ぶ忠実な部下となりました。


「ペガサスに乗るベレロフォン」
1914年 PD
超有名なキャラクターだけど、その誕生秘話は
意外にも死ぬほど血生臭いんだよね!
ペガサスの詳細はコチラ!


アキレス(Achilles)


「アキレス」ってどんな会社?
アキレス株式会社(英::Achilles Corporation)は、ゴム・プラスチックなどの素材を開発・製造する会社。
社名と同じブランド名で展開するゴムボートや靴の製造・販売で知られている。
Wikipedia


社名・ロゴの由来となったのは?
1982年(昭和57年)2月に現社名のアキレス株式会社に改称。
ギリシャ神話のアキレウスにちなんだ靴のブランド名に由来。
Wikipedia
トロイア戦争で活躍した、
半神の英雄アキレウス(Ἀχιλλεύς)がモチーフとなっているのね


『アキレスの怒り』
1847年 PD
アキレウスは、ギリシャ神話に登場する半神半人の青年で、最も有名な英雄の一人です。
プティアの王ぺレウス(Πηλεύς)と海の女神テティス(Θετις)の間に誕生した彼は、「短命だが不滅の栄光を得る」という予言を受けたため、母の手によってステュクス川(Στυξ)の水に浸され“ほぼ”不死身の能力を獲得します。
成長したアキレウスは類まれなる屈強な戦士となり、伝説に名高い「トロイア戦争」にギリシャ側の将軍として参加することになりました。
当初は八面六臂の活躍を見せた彼でしたが、トロイアの王子パリス(Πάρις)が放った矢が、唯一「不死身化」が不十分であった踵に命中して絶命――。
この部分は、致命的な弱点を意味する「アキレス腱」という言葉の由来にもなっています。


「勝利したアキレウスがヘクトールの遺体をトロイの周りで引きずっている様子」
1892年 PD
確かにフィジカルエリートのアキレウスなら、
靴のブランド名にもぴったりだよね!
アキレウスの詳細はコチラ!


社名やブランド名の由来になったその他の面々
上記でご紹介したもの以外にも、ギリシャ神話に登場するさまざまなキャラクターが、世界中の企業名やブランド名に採用されています。
ここでは、その中からいくつかの例を、ざっくり一覧にてご紹介します。
名称の青文字から、個別記事に飛べるわよ
| 神名 | 概要 |
|---|---|
| 魂の女神プシュケ (Ψυχή) | 洋食器やジュエリーなど、いくつかのブランド名に採用。 |
| 記憶の女神ムネモシュネ (Μνημοσυνη) | マルマン株式会社が販売するノート「ニーモシネ」の名称に採用。 |
| 芸術の女神ムーサイ (Μοῦσαι) | 薬用石鹸のブランド名「ミューズ」に関連するとも。 ※「ミューズ」はムーサイの英語名。ただし明文化されてはいないみたい。 |
| 西風の神ゼピュロス (Ζεφυρος) | エネルギー関連会社の社名等に採用。 |
| 歴史の女神クレイオ (Κλειώ) | 1959年に設立された世界最高峰の広告コンクール「クリオ賞(The Clio Awards)」の由来に。 |
| 死後の楽園エリュシオン (Ηλυσιον) | かつて本田技研工業が日本で販売し、現在は中国のみで流通している最上級ミニバン「ホンダ・エリシオン」の名称に採用。 ※車名にあの世の名前付けるて…… |
| 太陽神の息子ファエトン (Φαεθων) | フォルクスワーゲンが製造・販売していた自動車「フェートン」の名称に採用。 ※車名に暴走して墜落させられる戦車の名前付けるて…… |
| 冥界の番犬ケルベロス (Κέρβερος) | アメリカ合衆国ニューヨーク市に本社を置くグローバルなオルタナティブ投資会社「サーベラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management, L.P.)」の社名に採用。 |
などなど、他にもいっぱいあるよ!


『ケルベロス』
19世紀 PD
ギリシャ神話をモチーフにした作品
参考までに、「ギリシャ神話」と関連する
エンタメ作品をいくつかご紹介するよ!
おわりに
今回は、「ギリシャ神話の神々が由来の有名企業・ロゴまとめ」について解説しました。
さすが、世界シェアNo.1といっても
過言ではないギリシャ神話
数々の企業やブランドが、
そのイメージをモチーフにしていたね!
まだまだ、この記事では扱えていない
数え切れないほどの例が存在すると思われるぞぃ
パパトトブログ-ギリシャ神話篇-では、雄大なエーゲ海が生み出した魅力的な神々や彼らの物語をご紹介していきます。
神さま個別のプロフィール紹介や神話の名場面をストーリー調で解説など、難しい言葉はできるだけ使わずに、あらゆる角度から楽しんでもらえるように持って行こうと考えています。
これからも「ギリシャ神話」の魅力をどんどんご紹介してきますので、良ければまた読んでもらえると嬉しいです!
また来てね!
しーゆーあげん!
参考文献
- ヘシオドス(著), 廣川 洋一(翻訳)『神統記』岩波書店 1984年
- ホメロス(著), 松平 千秋(翻訳)『イリアス 上』岩波書店 1992年
- ホメロス(著), 松平 千秋(翻訳)『イリアス 下』岩波書店 1992年
- ホメロス(著), 松平 千秋(翻訳)『オデュッセイア 上』岩波書店 1994年
- ホメロス(著), 松平 千秋(翻訳)『オデュッセイア 下』岩波書店 1994年
- アポロドーロス(著), 高津 春繁(翻訳)『ギリシア神話』岩波書店 1978年
- T. ブルフィンチ(著), 野上 彌生子(翻訳)『ギリシア・ローマ神話』岩波書店 1978年
- 吉田 敦彦『一冊でまるごとわかるギリシア神話』大和書房 2013年
- 阿刀田高『ギリシア神話を知っていますか』新潮社 1984年
- 大林 太良ほか『世界神話事典 世界の神々の誕生』角川ソフィア文庫 2012年
- 中村圭志『図解 世界5大神話入門』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2020年
- 歴史雑学探究倶楽部『世界の神話がわかる本』学研プラス 2010年
- 沢辺 有司『図解 いちばんやさしい世界神話の本』彩図社 2021年
- かみゆ歴史編集部『マンガ 面白いほどよくわかる! ギリシャ神話』西東社 2019年
- 鈴木悠介『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』日本文芸社 2021年
- 松村 一男監修『もう一度学びたいギリシア神話』西東社 2007年
- 沖田瑞穂『すごい神話―現代人のための神話学53講―』新潮社 2022年
- 杉全美帆子『イラストで読む ギリシア神話の神々』河出書房新社 2017年
- 中野京子『名画の謎 ギリシャ神話篇』文藝春秋 2015年
- 千足 伸行監修『すぐわかるギリシア・ローマ神話の絵画』東京美術 2006年
- 井出 洋一郎『ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか』中経出版 2010年
- 藤村 シシン『古代ギリシャのリアル』実業之日本社 2022年
- 中村圭志『教養として学んでおきたいギリシャ神話』マイナビ出版 2021年
- かみゆ歴史編集部『ゼロからわかるギリシャ神話』イースト・プレス 2017年
- THEOI GREEK MYTHOLOGY:https://www.theoi.com/
他…












