あらすじでわかる『ペルセウスとアンドロメダ』|かんたんギリシャ神話入門

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あらすじでわかる『ペルセウスとアンドロメダ』
とと(父)

こんにちは!
かんたんギリシャ神話入門の時間だよ!

ことと

今回は、英雄が怪物を倒して美女を救う
というTHE・王道 of 王道の物語…

ことと

ペルセウスアンドロメダ』のお話
をあらすじで紹介するわよ

ヒヒ

この類型の物語に「ペルセウス=アンドロメダ型神話」
と名前が付くほどの、超基本の形式なのじゃ

とと(父)

ではさっそくいってみよう!

※本編の内容は、ペルセウス個人の記事と同一のものです。

目次

英雄ペルセウスの誕生秘話

ペルセウス(Περσευς)はギリシャ神話に登場する半神半人の青年で、最も有名な英雄の一人です。

アントニオ・カノーヴァ『メドゥーサの頭を持つペルセウス』1800年頃
アントニオ・カノーヴァ
『メドゥーサの頭を持つペルセウス』 1800年頃
出典:Christopher Michel CC BY 2.0

彼の母親となる王女ダナエ(Δανάη)は、アルゴスの王アクリシオス(Ἀκρίσιος)と王妃エウリュディケ(Εὐρυδίκη)の間に生まれた、非常に美しい一人娘でした。

何不自由ない暮らしを送った彼女でしたが、ある時、父王が「娘の子に命を奪われる」という予言を受けたことで、その人生は一変してしまいます。

失脚と死を恐れたアクリシオスが、ダナエを青銅の地下室(または塔)に幽閉し、今後一切、いかなる人間とも関わりをもってはならないと命じたのです。

ダナエ

私が子をなさない限り、
父の立場は安泰というわけですねん

そんな美しき悲劇の王女に目を付けたのが、可愛い女の子には目と節操がないオリュンポスの王・雷霆らいていの神ゼウス(ΖΕΥΣ)

ゼウス

うわ、あんな美人なのにもったいねぇ…

ゼウス

じゃない!
あんな人権侵害は、神々の父として許せまへんなぁ!

神々の父とやらは「黄金の雨」に変身して地下の牢獄へと潜り込み、誰に悟られることもないまま、ダナエと交わってその思いを遂げました。
※水の状態のままダナエの体内を巡ったという

ヤン・ホッサールト『ダナエ』1527年
ヤン・ホッサールト
『ダナエ』 1527年 PD

それから、しばらくして――。

とらわれの王女はある日、自分のお腹に子が宿ったことに気が付きます。

相手には身に覚えがありませんでしたが、いずれにせよ懐妊してからの経過は順調で、ダナエはやがて1人の元気な男の子を出産しました。

その赤ん坊こそが、今回の主人公ペルセウス

最高神ゼウスの血を引く半神で、後に恐ろしい怪物を討伐したことで名を上げる、神話の英雄の1人です。

母子ともに健康で何よりですが、事実を知った父王アクリシオスの心中が穏やかであるはずもありません。

アクリシオス

(どういう事や…
普通の人間には無理じゃ…
ということは神の子…?)

アクリシオス

(始末したいが神々の怒りを買うのは恐ろしい…
しかし王位を奪われるのも恐ろしい…)

自ら手を下すことを恐れた王は、娘のダナエと孫のペルセウスを箱に閉じ込め、そのまま彼らを海に流してしまいました。

しかし、箱の中に入っているのは、他でもない全ギリシャの王の血を受け継いだ息子です。

神々の導きによって、親子は無事にセリフォス島(Σέριφος)へと漂着し、そこでディクテュス(Δίκτυς)という名の漁師に救助されました。

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『ダナエ』1892年
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
『ダナエ』 1892年 PD

ダナエペルセウスは彼の縁者ということにしてかくまわれ、この島での新たな生活を送ることになります。

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